元世界王者アルゼンチンに価値ある一発 平田マサが手にした確かな手応え【フットサル日本代表】
フットサル日本代表は14日、国際親善試合でアルゼンチン代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。同点ゴールを奪った平田ネトアントニオマサノリが、手応えを口にしている。 【映像】快挙!名門バルセロナで日本人選手がピッチに立った瞬間! 1点を追いかける39分、吉川智貴のパスを受けた平田が胸トラップでボールをコントロール。飛び出したゴレイロを交わして右足で無人のゴールに流し込み同点に。元世界王者を相手に殊勲のゴールを奪った。 試合後、平田がアルゼンチンとの激闘を振り返っている。
改めてフットサルって楽しいな
平田ネトアントニオマサノリ ──ゴールシーンを振り返って。 よっしー(吉川智貴)からいいボールがきたんで、胸トラしてゴレイロを交わそうと思っていました。綺麗にいって良かったですね。 ──前日から何度も「チームへのアジャスト」を強調していたが、今日の試合でその手応えは? 僕も(清水)和也もタケ(本石猛裕)も4-0に降りて、そこからピヴォに入ってというパターンが何回かできたなという印象です。ピヴォでしっかり受けることもできていたと思いますし、徐々に良くなっているなと。 詳細は映像を見ないとわからないですが、(アジアカップ予選で)台湾やオーストラリアと対戦したときよりもスムーズにできていたので、良くなっていると思います。個人的にもやりやすい、いい感覚がありましたね。 ──クラブでプレータイムが限られるなか、今日はしっかりと時間を与えられたが、プレーしてみた感想は? 改めてフットサルって楽しいなって思いました。もちろん、長い時間出てないので(心拍数が)上がるんですけど、意外と走れましたね。時差も問題なく、意外と体が動いた印象ですし、楽しい分だけそうなったのかなと思います。 ──元世界王者であるアルゼンチンを相手にボールを持つ時間が長かった。相手のコンディションもあるが、チームとして自信になったのでは? ボールを持てて、僕らの時間を長く作ることができました。そこは自信になりますね。ただ、僕が課題に感じたのはディフェンスの部分。もう一つプレスが掛けられないと、相手に余裕を持たせてやられてしまう。そこは避けないと、アルゼンチンのようなレベルが高いチームとは戦いにくくなります。ディフェンスの強度をもっと上げないといけないですね。 ──オフェンスにつながるようなディフェンスがもっとほしい? そうですね。このチームは全員がハードワークできる。そこが絶対の武器。すぐに奪い返せばもっとボールを持つ時間は長くなる。そこをもっとやらないとなと思いました。 ──ゴールパフォーマンスの意味は? 子供が生まれます! ──昨日は「ゴールを決めてバク宙する」といっていましたが? いや~。同点だとやっぱりできないですよね。勝ち越しだったらやりたかったですけどね。 ──名古屋オーシャンズのサポーターの方々もSNSで「マサのバク宙がみたい」と盛り上がっていました。 勝ってないとやれないのでね。向こう(帯広)に行って、決められたらやりたいですね!
【関連記事】
- 【映像】「歴史的瞬間!」バルセロナ・原田快が世界最高峰のスペインリーグで待望デビュー!総合型スポーツクラブ史上初めて、日本人がトップチームのピッチに立った瞬間
- 【日本代表】森保一監督がフットサル日本代表の親善試合を視察。スピーディーな展開とクオリティを絶賛「フルコートで発揮できれば世界で勝てる」
- 【日本代表】元世界王者アルゼンチンを相手に価値あるドロー!平田ネトアントニオマサノリの豪快な一撃
- 【日本代表】ルーツあるアルゼンチン、“日本人”として初めての国内代表戦──黒本ギレルメ&フィウーザ・ファビオ、日本代表守護神それぞれの思い
- 【日本代表】12月17日開催のアルゼンチン代表戦の放送は公式YouTubeチャンネル「JFATV」で!