「教員の働き方改革に協力を」 保護者に理解求めるメッセージ動画を県教委が公開【徳島】
JRT四国放送
徳島県教育委員会は質の高い教育を継続するため保護者へ向け、教員の働き方改革への理解と協力を求めるメッセージ動画を公開しました。 (中川斉史教育長) 「質の高い教育を継続していくために、今後より一層、働き方改革を進め、教員の時間外勤務を減らしていかなくてはならない、と考えている」 12月16日に公開されたこの動画では、県教育委員会の中川斉史教育長が、県内47の県立学校に通う生徒の保護者に向け、教員の働き方改革への理解と協力を呼びかけています。 取り組み事例として、欠席連絡やチラシの配布といった事務作業のDX化や、学校行事や補習時間の見直し、部活動の適正化など改革の中味が紹介されています。 19日に開かれた県教育委員会の定例会では、委員から変革が求められる時代でもあり、保護者の理解を得ながら改革を進めて欲しいなどの意見が出されました。。 (県教育委員会・教育政策課 内海はやと課長) 「先生がこれだけがんばって、子どもたちと時間を作って、部活動も遅い時間までしていて、先生が疲れているということは、その分生徒も同じように疲れているという意見もある」 県教育委員会では効果的、効率的に教育を行うことが大切だとして、今後も保護者の理解を得ながら教員の働き方改革に取り組んでいきたいとしています。