子どもへの“性教育”始めるタイミングは? 鈴木えみが発起人の性教育イベントを取材
■参加者「犯罪に巻き込まれるっていうのが一番怖い」
イベント終了後、4歳と0歳の子どもの親で教員でもある夫婦に話を聞くと「いま日本は教育現場でできることが限られていて、(教員の)私たちも本当はもっとやりたいけれど、ここまでしかできないっていうところがある。そうなると、家庭でやるしかないと感じていた」と、イベントに参加した理由を明かしました。 さらに、「犯罪に巻き込まれるっていうのが一番怖くて、いまは男の人も被害者になるかもしれないし、逆に加害者になってしまうかもしれなくてっていうところが心配」と、明かしました。 父親は、実際に助産師の話を聞けて学びになったとし、母親は「性教育って性のことだけじゃなくて、自分も大事で相手も大事でっていう気持ちを大切にするっていうことが大事なんだということがとても勉強になりました」と、語りました。 イベントでは他にも、胸、お尻、性器、口など「他人に見せても触らせてもいけない、性的に関係ある、自分だけの体の大切な場所」とされている“プライベートゾーン”についてや、性被害者・加害者にならないための知識などが紹介されました。