井口資仁氏、身体障害者の選手に向けた野球教室を開催「体が不自由な方でもできるということを証明してくれている」
元ロッテ監督の井口資仁氏(49)=サンケイスポーツ専属評論家=が22日、神宮外苑の室内練習場で身体障害者野球連盟に所属する選手に向けた野球教室を開催した。 不動産経営のマネジメントなどを行うMAXIV(東京・新宿区)が立ち上げた「MAXIV LIEN PROJECT(マキシヴリアンプロジェクト)」の一環で、井口氏が約80人の参加者にキャッチボールやノック、ロングティーなどを指導。井口氏は「野球熱がすごかった。一生懸命さ、どうやったら自分がうまくなるのかを考えて自分なりの方法を見つけ出してやっていましたし、体が不自由な方でもできるということを証明してくれている」と熱っぽく語った。 今年4月には同プロジェクトの一環で東京・新宿区の新宿養護学校を訪問し、寄贈品の贈呈式や子供たちと交流するなど現役時代から社会貢献活動に取り組んでいる井口氏。「野球界も今、非常に盛り上がっていると思いますので、私も含めて野球界を盛り上げていけるように頑張っていきましょう」と参加者に呼びかけた。