国内最大級 屋外の古本市「下鴨納涼古本まつり」始まる 京都市左京区
京都市左京区の世界遺産・下鴨神社の境内では、毎年恒例の国内最大級の屋外の古本市「下鴨納涼古本まつり」が11日から始まりました。下鴨神社の糺の森で始まった「古本まつり」は、ことしで37回目を迎え、会場には京都や大阪などの20あまりの書店のブースがずらりと並んでいます。販売されているのは江戸時代の古書や辞書、人気を博した映画のポスターやレコードなどジャンルは幅広く、書物を中心におよそ80万冊が取り扱われています。屋外の古本まつりとしては国内で最大級の規模だということで、3冊まで500円で販売する古本コーナーなどが人気を集めていました。朝から強い日差しが照りつける中、会場には多くの人が訪れ、掘り出しものの1冊を探していました。訪れた人は「普通の店舗でも陳列されているが、やっぱりここで買ったら安い。またこれだけ集まっていたら今まで目にしていなかった珍しい本も手に入ったりするので、それが楽しみ」と笑顔を見せていました。下鴨納涼古本まつりは、8月16日まで開かれています。