Aマッソ、『ワタナベお笑い№1決定戦』優勝 むらきゃみ「ホンマの改名効果が現れた」
大手芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」所属の中から最も面白い芸人を決める「ワタナベお笑い№1決定戦」の決勝戦が15日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、10組のファイナリストから結成15年目の実力派女性コンビ「Aマッソ」が初優勝した。 昨年までは4組ずつが3つのブロックに分かれてそれぞれの勝者がファイナルラウンドに進む形式だったが、今年はファーストラウンドで2組ずつのタイマン5勝負を行い、審査員と視聴者投票で勝った5組が決勝ラウンドで激突するルールに変更。その結果、ナチョス。、ファイヤーサンダー、Aマッソ、ゼンモンキー、ジグロポッカが最終決戦に挑んだ。 Aマッソは初戦で初披露の新ネタ、最終決戦でホームステイをネタにしたコントで爆笑を誘い、5人の審査員と会場投票による全6票のうち5票を獲得する圧勝。M―1やキングオブコント、THE Wなど主要なお笑い賞レースで優勝候補とされながらも無冠だった2人がついに頂点に立った。 加納(35)は「一生優勝しないコンビだと思って(この大会は)ラストイヤーと言ってみたので、その結果が出たと思う」と、有終の美を喜び、むらきゃみ(35)は「むっちゃ心臓が飛び出た!」と喜びを語り、優勝トロフィーと特別ゲストとして駆けつけた俳優の山田裕貴(33)から受け取った賞金100万円の目録を誇らしげに見つめた。 今年2月、相方・加納の誕生日を機に芸名を「村上」から「むらきゃみ」に改名したが「改名した後、好きやった男から連絡が来たとか、靴下を履くときにつっかえへんとかいいことが続いていた。今回の優勝でホンマの改名効果が現れたと思う」と浮かれた。
中日スポーツ