【J1順位表】上位は神戸の1人勝ちで首位浮上 横浜FMは敗れ2位転落 3位名古屋&4位浦和も敗戦
サッカー明治安田生命J1リーグ第21節の9試合が15日、16日に開催されました。 優勝を争う上位陣では神戸が勝利し首位浮上。横浜FMは川崎Fに敗れ2位転落。3位名古屋、4位浦和も敗戦しています。下位では13位G大阪、14位新潟、15位京都が勝利。16位横浜FC、17位柏、18位湘南との差が広がっています。 現在の順位は、神戸と川崎Fの2チームが1試合少ない状況となっています。
新潟1-0札幌(札幌厚別公園競技場)
◆得点者 【新潟】鈴木孝司 共に前節は黒星を喫している両チーム。前半、札幌は中村桐耶選手のミドルシュート、左サイドの崩しからスパチョーク選手のダイビングヘッドでゴールに迫るも、枠を捉えることができず。 すると後半8分、新潟は右サイドでのパスワークから藤原奏哉選手がクロス。最後は鈴木孝司選手がワンタッチで押し込み、これが決勝ゴールとなりました。 新潟は2試合ぶりの勝利、札幌は5試合勝利なしとなっています。
川崎F1-0横浜FM(日産スタジアム)
◆得点者 【川崎F】車屋紳太郎 前節引き分けで6連勝がストップした首位横浜FMと9位川崎Fの対戦。前半を0-0で終えると、後半川崎Fが優勢に進めます。 後半12分、川崎Fは右サイド家長昭博選手が体をうまく使った巧みなボールキープから突破。最後は瀬古樹選手にグラウンダークロスを送るもシュートは枠の外。ゴールを奪うことはできず。 後半28分にPKを獲得するも、家長選手のキックを横浜GK一森純選手がストップ。 さらに終盤、川崎Fは山根視来選手、佐々木旭選手、橘田健人選手と強烈なシュートを次々と放つも、一森選手の好セーブ連発でゴールを奪えません。 それでも川崎Fは後半アディショナルタイム、遠野大弥選手の仕掛けから瀬川祐輔選手がスルーパス。最後は大南拓磨選手のパスを車屋紳太郎選手が泥臭く押し込む決勝ゴール。最後にゴールをこじ開けた川崎Fが首位横浜FMを劇的な形で撃破しました。
広島1-1横浜FC(エディオンスタジアム広島)
◆得点者 【広島】ピエロス・ソティリウ【横浜FC】林幸多郎 J1残留争いの16位にいる横浜FCは直近4試合で1分け3敗と苦しんでいる広島との対戦。試合は後半終了間際に大きく動きます。 横浜FCは後半41分、右サイドを近藤友喜選手が突破すると、シュート性のクロスに林幸多郎選手が押し込み先制ゴールを奪います。 このまま横浜FCが勝利を収めるかと思われましたが、後半アディショナルタイム、GKスベンド・ブローダーセン選手が背後にいた柏好文選手に気づかず、蹴る直前にボールを奪われると、最後はピエロス・ソティリウ選手にゴールを許し失点。 同点に追いつかれた直後、ブローダーセン選手は手で顔を抑え悔しい表情。横浜FCはショッキングな失点で、勝ち点3を土壇場で逃しました。