吉瀬美智子、『アンメット』で冷徹オーラの看護師長役を好演「常に緊張と闘っている部分は同じかも」
杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)より、看護師長・津幡玲子役を務める吉瀬美智子のコメントが到着した。 【写真】私服姿の津幡(吉瀬美智子)とミヤビ(杉咲花) 本作は、事故による後遺症で過去2年間の記憶がない脳外科医のミヤビ(杉咲花)が、同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶(若葉竜也)と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻していく医療ヒューマンドラマ。 4月29日(月)放送の第3話では、ミヤビの記憶障害を不安視し、手術はもちろん、患者を診察することすら反対している看護師長の津幡が、医療安全室長として、病院内のいかなるリスクもミスも許さない“安全の鬼”と化したその理由が描かれる。そんな津幡を熱演しているのは、洗練された大人の女性として同性から圧倒的な支持を受け、近頃はバラエティで見せるチャーミングな笑顔も印象的な吉瀬美智子。 第1話からミヤビに対して冷たい態度を取る津幡は、前髪をビシッと固めたヘアスタイルに加え、つり上がった眉毛とキリっとしたメークで冷徹なオーラを演出。吉瀬がこれまでのファッショナブルなイメージから一変し、ヒール役を演じている。 <吉瀬美智子 コメント> ◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? 俳優仲間からは、「見入ってしまった」「あっという間だった」「脳外科の現場の厳しさに説得力があった」などと感想をもらい、友人からは「厳しい看護師長が似合ってたね」とも言われました。原作があるので、まずはその見た目を意識しながら、自分の知り合いの方を参考にしたりしています。なにせ“安全の鬼”なので、すごく姿勢もよくて(笑)、普段の自分とは違うので、気づくと肩に力が入っていることもあります。 ◆津幡に共感できるところは? 真面目というか、グレーがなくて白黒はっきりしている部分は共感できます。目の前のことに前のめりになってしまうところも近いかなと思います。私もせりふが飛んで恐くなることがあるので、常に緊張と闘っている部分は同じかもしれないですね。 ◆吉瀬さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。 キャスト、映像、音楽、全てが豪華なので、まるで1本の映画を観ているような気分になれますし、その世界観に引き込まれてしまうと思います。医療はもちろん、ミヤビと三瓶の関係、そしてミヤビの記憶障害の謎もあり、誰もが悩みを抱えながらも前向きに成長していくところに注目してください。 ◆撮影現場でのエピソードを教えてください。 犬を飼っているキャストが多いので、犬の話で盛り上がりました。あと、杉咲さんとは今回が初めての共演なのですが、彼女は役で患者さんに寄り添うのと同じように私にも寄り添って話を聞いてくれて、一緒のシーンでは「これ、やりにくくないですか?」などと気遣ってくださいました。撮影後には、花ちゃんからメッセージが届いて、「え、これはミヤビちゃんからなの?花ちゃんからなの?」っていうくらい、役のままのような温かい内容で、「なんていい人なんだ」と感激しました。役の上でもミヤビの人間性が素晴らしく、津幡も彼女から学んで変わっていきます。私自身も、花ちゃんとミヤビちゃんに、すごく信頼を寄せています。 ◆撮影を乗り切るためのリラックス方法はありますか? 好きな香りを楽しむ、好きな音楽を聴く、楽しくお酒を飲む! ◆3話の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします。 ここまでの津幡は恐い人という印象ですが、3話では、それ以外の顔や成長も見られ、少しずつ人間らしさが出てくると思います。「こういう理由があったから、厳しくなったのね」ということも分かります。そして、ミヤビの記憶障害にも新たな展開が!チーム一丸となって、みんなで乗り越える回になっていると思うので、楽しみにしていてください。
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