高峰高原で咲き始めたアキノキリンソウ

　長野県小諸市の高峰高原で秋の高原植物が咲き始めた。高峰高原ビジターセンターによると例年より1週間ほど早い。愛らしい花々が高原を彩り、行楽客を楽しませている。 【写真】高峰高原に咲くハクサンフウロ

　センターは標高2千メートル付近に立地。周辺を散策すると、鮮やかな黄色のアキノキリンソウや、淡い紫色のマツムシソウが目に留まる。ゴマナやキオンも彩りを添え、9月上旬ごろまで楽しめそうだ。

　21日には登山客や写真愛好家らの姿が見られた。東京から訪れた小野寺正さん（70）は「涼しくて太陽の日差しさえ気持ちいい。ゆっくり散策を楽しみたい」と話した。

　センター近くのスキー場、高峰マウンテンパークは今夏から、土日祝日の午前10時～午後3時にリフトを運行。料金は大人往復1200円（片道千円）、小学生は同千円（同800円）。11月4日まで。