「2・3回かかるみたいなことも…」大流行続くインフルエンザ 十分な感染予防を 大分
大分放送
インフルエンザの大きな流行が続いています。全国的には複数のウイルス型が検出されていることから、2回以上の感染にも注意が必要です。 【写真を見る】「2・3回かかるみたいなことも…」大流行続くインフルエンザ 十分な感染予防を 大分 (大分県県感染症対策課・池辺淑子課長)「普通だったらこれくらい長く流行が続いていたらもう下がっていいんですが、なかなか下がりが悪くて、いつもと違うという意味では少し危機感をもっている」 県によりますと12月17日までの1週間に確認された県内のインフルエンザの患者数は1医療機関あたり55.17人でした。前の週の1.03倍で10月上旬から感染拡大の傾向が続いています。 保健所別では南部が80.4人と最多で、西部が72人、大分市が62.82人、東部が59.33人と続き、すべての地点で警報基準を上回っています。 全国で検出されているウイルスの型をみるとA型でも2種類が流行しているほか、県内ではB型が流行している地域もあるといいます。 (県感染症対策課・池辺淑子課長)「A型でも同じタイプではなく違うタイプのものなので場合によっては2回かかる人が出てくる。B型とかも流行って、3回かかっちゃうみたいなことにもなりかねない」 人の動きが活発になる年末年始にかけては複数の型の感染が広がる恐れもあるため、県は現時点から感染予防を心がけて欲しいとしています。 (県感染症対策課・池辺淑子課長)「年末年始を楽しく過ごすためには今の段階でインフルエンザとかいろんな感染症をもらわないようにちょっと注意をしてもらって自分の体を守るということをしてほしい」
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