近畿大学の教室で重さ22kgの天井ボードが突然落下…一部直撃した大学生が軽傷 ノートパソコンも破損 経年劣化が原因か
今年4月8日、近畿大学の東大阪キャンパスの教室で天井ボードが落下し、ボードが学生にあたる事故がありました。学生は軽傷だということです。 近畿大学によりますと、8日午前10時半過ぎ、東大阪キャンパスにある理工学部の校舎の教室で、縦90cm、横180cmの天井ボード2枚(計22kg)が突然落下したということです。 当時は、2時限目開始前の休み時間でしたが、この事故で、天井の下にいた理工学部の大学3年の男子学生1人が頭を打撲するなど全治3日間の軽傷を負いました。また、学生が持っていたノートパソコンが破損したということです。
ボードは2003年に設置…経年劣化により落下か
天井ボードは2003年の内装改修工事の際に設置されたもので、経年劣化により落下したとみられるということです。また、おととしの定期点検の際には異常はありませんでした。 近畿大学は、事故当日に緊急点検を行い、ビスの補強など行ったということです。また、6月末までに、落下した教室がある校舎の全教室の天井を全面改修するとともに、東大阪キャンパス内の全教室についても点検を実施するということです。