世界遺産で育てた米、棚田オーナー収穫 富山県南砺市・相倉合掌集落
富山県南砺市平地域の世界遺産、相倉合掌造り集落で14日、県内外の棚田オーナーが稲刈りに汗を流した。 「世界遺産で米作り」として1年間、棚田1区画のオーナーになることができる取り組み。世界遺産にある棚田を守り交流を深めようと、平地域づくり協議会が行っている。 この日はオーナーや金沢大、筑波大の学生、地元の上平小学校の児童ら160人が参加。17区画の棚田計23アールで実った「てんたかく」の稲を鎌で丁寧に刈り取り、はさに掛けて天日干しした。 コメは乾燥させた後、11月頃に「世界遺産米」として30キロを玄米でオーナーに発送する予定。