バブル時代の女子アナ生活について語る【河野景子さん59歳・永井美奈子さん58歳】|美ST
’86年12月~’91年2月と言われるバブル期に美容開眼した世代は今アラ還。アメリカンファーマシーで輸入コスメにときめき、デパコスの隆盛に驚いた、そんな、彼女たちの輝く今を支えるのは、それぞれのストイックな美容愛でした!今回は元テレビアナウンサーの河野景子さん(59歳)と永井美奈子さん(58歳)のお二人にお話を伺いました。
バブル時代の超花形職業「女子アナ」の“24時間戦えますか?”から学んだ美容精神
お話を伺ったのは… 左・河野景子さん(59歳)/元フジテレビアナウンサー 右・永井美奈子さん(58歳)/元日本テレビアナウンサー
バブルと反比例して悪化した肌治安はプチプラ美容が修復
河野景子さん(以下河野、敬称略) 私たち、入社が1988年だからまさにバブルの幕開けよね。 永井美奈子さん(以下永井、敬称略) 永井テレビ局が毎日お祭り状態で(笑)。 河野 ’85年に男女雇用機会均等法が施行されて、新人アナを起用して女性の活躍をアピールしようという波に乗ったころから35年の付き合いよ。 永井 私は「マジカル頭脳パワー!!」とか、週に8本のレギュラー抱えて月200時間の残業で家に帰れなくて会社がとってくれたホテルに泊まってました(笑)。 河野 え~、それはすごい! 永井 でもホテルでの滞在は4時間。シャワーを浴びて仮眠取るだけだけど。 河野 私はそれほどではないけど、毎日2、000円の栄養ドリンクを飲んで乗りきったことも。4時間経つと効果が切れるの(笑)。 永井 2本目は全く効かなかったわね(笑)。それに私はアレルギーがひどい敏感乾燥肌なうえに、長時間メークで肌は壊滅状態でしたね。 河野 一日中いるスタジオは強い照明や機材の関係ですごく乾燥していて、砂漠状態だったもの。照明で暑いけど体は汗かいているのに顔はかかなくて、手がどんどん乾燥していくの。ハンドクリームを塗り続けてたわ。 永井 そこでスキンケアは保湿が命!ってことを痛感した。 河野 20代に一度肌のどん底を経験して試行錯誤して立て直した結果、合うものを選び抜く力がついたわね。 永井 自分に合う保湿方法に関してはストイックに守ってきたかも。 河野 今日気づいたんだけど、二人とも「Curél」を使ってるのね! 永井 ほんとだ!やっぱり保湿を突き詰めるとコスパのいいコスメに行き着くのかもしれないね。 河野 高級なものを少し塗るよりも、1カ月で1本使い切ってもいいコスメの方が肌を底上げするとわかったのよね。 永井 たっぷり全身にも使えるし。 河野 今は自分の手で丁寧にケアするシンプルなスキンケアに戻った気がする。 永井 一度底辺を経験したものならではの結論ね!