BTS・Vが人気歌手の恋人役に!意味深な世界観のミュージックビデオが話題
今月24日、歌手のIUが『Love wins all』のミュージックビデオを公開。 わずか13時間で770万回再生を記録し、恋人役で共演したBTS・Vの名演技と、作品で描かれている切ないラブストーリー、そしてオム・テファ監督の映像美が話題を呼んでいます。 【動画】見入ってしまうほどの世界観…Vの演技力に注目が集まったMV
ファンの考察を呼ぶ意味深な演出
ミュージックビデオの主な舞台は、IUとVのほかに誰もいない廃墟。二人は傷だらけでくだびれた服をまとい、とても疲れた表情で“何か”から逃げている様子が序盤で映し出されます。 また、IUは手話で会話を図り、Vは片目が見えないという設定であること、そして二人を追跡するものの正体は宙に浮く“四角の物体”であることがわかる演出で、二人は命を追われる厳しい状況のなかでも愛し合い、ささやかな幸せを満喫しながら、生き残るために最後まで戦う様子が映し出されました。 オム・テファ監督は、今回のミュージックビデオのコンセプトについて「世界観自体が現実と違い、異質で抽象的な設定なので、ミュージックビデオに対する様々な視点や解釈を歓迎します」とコメント。 その言葉通り、廃墟という舞台や二人を待ち受ける障壁、謎の“四角の物体”やビデオカメラなど、作品のなかに施される意味深な演出をめぐり、ファンの間では様々な考察がなされて盛り上がりを見せています。
Vの演技力に称賛の声
素晴らしい映像美と、まるで映画のような演出に相まって注目されているのが、Vの演技力。 過去には俳優として時代劇『花郎<ファラン>』に出演していたVにとって、今回は久しぶりの俳優としての復帰作となりましたが、ブランクを感じさせない演技力に称賛の声が寄せられています。 特に、恋人を守るように“四角い物体”に立ち向かう緊迫感のあるシーンや、目線だけで伝える表情の変化、叫んでいるシーンなど、視聴者の心に訴えかけるような演技力に涙するファンも多かったよう。 視聴者の間からは「たった5分弱でものすごいものを観た気がする」「IUに嫉妬するかと思ったけど、全然違った。IUとかVとか忘れるくらい、気づいたら世界観にのめりこんで、二人の幸せを願って涙してる自分がいた」「テテの演技力に驚く。これからのキャリアも楽しみ」といったコメントが続出。 俳優としてのキャリアを続けたいと公言しているVの今後にますます期待が高まります。