今シーズンに“異変”…?いまだ絶不調の大物(3)巨人でまさかの“レギュラー降格”
プロ野球の世界では、一線級の活躍を続ける主力でも、絶不調の長いトンネルから抜け出せないことがある。2024年シーズンもこれまで十分な実績を積んできた選手が、例年にないような不振に陥っているケースが多く見られる。ここでは、今季いまだに調子が上がっていない大物を紹介する。
大城卓三
投打:右投左打 身長/体重:187cm/90kg 生年月日:1993年2月11日 経歴:東海大相模高 – 東海大 – NTT西日本 ドラフト:2017年ドラフト3位 正捕手の座を掴んでいた大城卓三。ところが、今季は開幕からの不振を抜け出せていない。 東海大相模高校では、3年夏に甲子園準優勝を達成。その後は東海大学に進学すると、4年時の大学選手権で活躍し、同大会のMVPを獲得した。 社会人野球のNTT西日本でも攻守に抜群の存在感を示すと、2017年ドラフト3位で読売ジャイアンツへの入団を果たした。 ルーキーイヤーから開幕スタメンマスクを被るなど、好スタートを切った大城。プロ3年目の2022年は93試合出場で11本塁打を放ち、パンチ力を存分に発揮した。 さらに昨季は、自身初の規定打席をクリアすると、打率.281、16本塁打をマーク。さらなる成績向上が期待されていた。 しかし、今シーズンは開幕から状態が上がらず、二軍降格を経験。すでに一軍再昇格を果たしているが、このままではキャリア最低の成績に終わる可能性もある。
ベースボールチャンネル編集部