通行止め…なぜ長引いた?首都高「3つの特徴」 53時間ぶり全面解除も…物流に影響
■通行止め長引いた理由は…首都高ならでは「3つの特徴」
なぜ通行止めは、長引いてしまったのでしょうか。 専門家は、首都高ならではの「3つの特徴」が影響したと指摘します。 横浜国立大学 交通工学 田中伸治教授 「首都高の特徴として高架橋が多い点があげられる。道路が地面と接していないので、地面から熱が伝わらない。冷たい空気が通り抜けるので冷えやすくて路面が凍結しやすい」 さらに、都市部を走っているためビルの影になる場所が多く、路面の凍結が長く続いたのだといいます。 そして… 横浜国立大学 交通工学 田中伸治教授 「路肩が狭くてどけた雪を置いておくスペースがない。出入り口を使って運び出すしかない。除雪作業にも時間がかかる」 首都高は「長時間に及ぶ通行止めとなり、多大な不便・迷惑をかけたことをお詫び申し上げる」とコメントしています。 (2月7日放送『news zero』より)