【広島】アドゥワ誠、初回3失点も大量援護もらって4勝目の権利 6回途中3失点
◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(19日・マツダスタジアム) 広島のアドゥワ誠投手が、6回途中3失点で4勝目の権利を手にマウンドを降りた。 初回は先頭・丸を四球で歩かせ、2死一、二塁で坂本に適時二塁打、なおも2死二、三塁から萩尾に適時打でいきなりの3失点。だが、大量援護に救われた。 打線が初回に小園の適時打と末包の3ランで一挙4得点で逆転に成功。リードをもらった2回以降は5回まで無安打投球。打線が4回と5回にそれぞれ2点ずつを加え、楽な展開となった。 6点リードとなった6回先頭・吉川を四球で歩かせ、岡本和に遊撃内野安打を浴びたところで降板。無死一、二塁でバトンを渡した森浦の3者連続三振という見事な火消しにも助けられた。5回0/3で98球を投げ、4安打3四球3奪三振で3失点という内容だった。 今季は自身初の開幕ローテ入りを果たした右腕。白星を手にすれば、14試合に先発して3勝を挙げた19年を上回るキャリアハイの先発4勝目となる。
報知新聞社