新ジム『THE BLACKBELT JAPAN』鶴屋浩代表「JTTの取り組みは素晴らしい。我々も負けていられない」
パラエストラ千葉ネットワーク(柏・松戸・千葉)の鶴屋浩代表と、Theパラエストラ沖縄(那覇・コザ)の松根良太代表が13日に都内で会見を行い、パラエストラグループから独立し4月1日から新チーム『THE BLACKBELT JAPAN』を発足することを発表した。 【写真】強豪ファイターが集結!「THE BLACKBELT JAPAN」発足会見 5年ほど前から独立を考えていた鶴屋代表は「アメリカや上海でUFC PI(UFC公式の練習設備)を見て、かなりの衝撃を受けました。膨大な施設、優秀なトレーナー、アスリートのために考え抜かれた食事。アメリカや中国は一歩も二歩も先に進んでいて、このままでは日本は置いていかれる」という危機感から、世界で戦える選手を日本から生み出すために今回のチーム発足に至ったと説明した。 昨年の秋、朝倉未来&朝倉海兄弟や白川陸斗が所属するトライフォース赤坂が、海外のメガジムのように設備もコーチも選手も充実させることを目指して「JAPAN TOP TEAM(JTT)」として生まれ変わった。都心の一等地に海外基準のフルサイズのケージを構え、朝倉兄弟に続く世界と戦える次なるスターの育成に注力していく。 コンセプトが近いと思われるJTTについて聞かれた鶴屋代表は「アメリカントップチームのようなメガジムを作って、UFCレベルの指導者を呼んで、フルサイズのケージを入れたり、実際に行動に移したことは素晴らしいと思います。我々も戦うライバルのジムとして負けていられないので、力を合わせてJTTに負けないような施設にしていきたい」と話した。 続けて「JTTがやったことは僕は素晴らしいと思います。これで日本の格闘技界が盛り上がって、選手が育っていけば」と共鳴する部分もあると語った。THE BLACKBELT JAPANでもボクシングの著名なトレーナーの招聘や、フィジカルトレーナーの土居進氏による練習、さらに沖縄のジムをリニューアルしフルサイズのケージを設置する計画があることを明かした。 会見にはUFCで連勝中の平良達郎、先月の「ROAD TO UFC」で優勝しUFCとの契約を勝ち取った鶴屋怜のほか、RIZINバンタム級グランプリ王者の扇久保博正や、太田忍、浅倉カンナなどのRIZINファイター、さらにDEEPで第11代DEEPフェザー級王者の神田コウヤ、元修斗世界バンタム級王者の岡田遼らも登壇した。