「日本の花火を見てもらいたい」町の花火業者が世界進出 オマーンで打ちあげへ 国王即位5周年記念イベント
山梨県市川三郷町の花火が世界へ進出です。 町の花火業者が中東の国・オマーンで花火を打ち上げることになりました。 【写真を見る】「日本の花火を見てもらいたい」町の花火業者が世界進出 オマーンで打ちあげへ 国王即位5周年記念イベント およそ2万発の花火が夜空を彩る、県内最大級の花火大会、神明の花火。 2023年、オマーンの駐日大使が神明の花火を見て感銘を受けたことがきっかけとなり、オマーンで日本の花火を打ち上げるプロジェクトが始動しました。 動き出したのは市川三郷町にある齊木煙火本店やマルゴー、それに県外の花火業者合わせて5社で、海外で日本の花火を広めるための会社『JH』を立ち上げました。 そして今回オマーンで行われる国王即位5周年記念イベントのコンペで、フランスや中国の企業をおさえ、打ち上げの機会を勝ち取りました。 JHによりますと、オマーンで日本の花火を上げるのは初めてということです。 記念イベントの本番は今月16日。 それぞれの会社が手がけた代表作の花火などを打ち上げます。 JH 齊木克司代表: 「日本の花火を見てもらいたい。お見せしたいなという自負もある」 JH【花火のプログラム担当】 齊木啓介さん: 「(オマーンは)独立記念日とかハッピーなときにワーッと上げるものが多いんですけど、日本は1発ずつのきれいさを楽しむ文化ですので、果たして受けるかどうか。上げてみないとわからないなと思う」 日本の花火が現地の人たちにどう映るのか。 楽しみと緊張の中、メンバーは今月11日に日本を出発し、オマーンに向かいます。
テレビ山梨