乳房を切除したオリヴィア・マン、キム・カーダシアンの乳がん啓発キャンペーンに出演 手術痕を公開「傷痕はすべて闘いの証拠」
今年3月、乳がんで乳房切除手術を受けたことを公表した俳優のオリヴィア・マン。キム・カーダシアンのアンダーウェアブランド「SKIMS」の乳がん啓発キャンペーンに出演、ブラジャー姿を披露した。
オリヴィアが着用しているのはSKIMSの大ヒット商品「アルティメート・ニップル・ブラ」など。これはバストトップにニップルがついたブラジャーで、バストラインを整えつつノーブラに見せられるという画期的すぎて物議も醸した商品である。SKIMSは10月が乳がん啓発月間であることにちなみ、10月23日から31日までのブラジャーの売り上げの10%を啓発団体に寄付するキャンペーンを展開。乳がん検査の受診を勧めるメッセージも発信している。
オリヴィアはキャンペーンの理念についてコメントを発表。「この理念は私にとって個人的なものです。この理念に関する認識や議論を後押しする手助けができることを誇りに思います」と語っている。
またこのキャンペーンの開始に合わせてトップレスで撮影したポートレートをSNSに投稿、乳房切除手術の痕を初めて公開した。オリヴィアはこの写真に「KINTSUGI 金継ぎ」とコメント。器を大切に使うために金継ぎで補修した傷や欠けに手術痕を例えると、それを見せた心境についてこう綴っている。「SKIMSのキャンペーンの最中に、私は手術痕を不安に思うのはもうやめようと決めました。人生が私の体に残した傷痕はすべて私がどれほど一生懸命闘ったかの証拠です。傷痕を人からどう見られるかを気にしている女性たちが、この写真を見て私がみなさんに送るすべての愛を感じてくれることを願っています」。オリヴィアのこの言葉に女性たちから支持や共感の声が上がっている。