総フォロワー数190万越え! Z世代のカリスマ・まいきちが初めて語る誹謗中傷で苦しんだ過去「今度は私がそばにいてあげたいって思っています」
ーーはじめてのグラビア撮影はどうでしたか? まいきち モデルのお仕事はしたことあったけど、グラビアってまた違うじゃないですか。最初はポーズとか表情とかどう魅せようか悩んだんですけど、「うちらしくでいっか」と思って。そこからは楽しくノリノリで過ごしていましたね(笑)。 シーン毎に雰囲気も全然違っていたので切り替えるのもおもしろかったです。楽しすぎて、次はどんなふうに撮影しようかなって次回作のアイディアを考えちゃってます。 ーー今回のデジタル写真集『眠れない夢』はまいきちちゃんのアイディアがふんだんに盛り込まれていますもんね。タイトルも選んでいただきました。 まいきち いただいた候補の中からアレンジを加えて決めました。撮影テーマが「走馬灯」っていうこともあって、過去の自分を思い返したんですけど、病んでたときの記憶ってあやふやで現実味を帯びないまさに"夢"みたいな感覚になりませんか? 写真集では最後、天使になっていなくなるのですが、夢のようだった過去から羽ばたいていくように感じたので、ぴったりだなって。 ーーあやふやになるほど病むって、どんなことがあったか聞いてもいいですか? まいきち 高校生のころなんですけど、誹謗中傷が原因で。コロナ禍真っ只中のときにコロナになってしまって、不要不急の外出はしてなかったんですけど信じてもらえず、毎日毎日心ないコメントが届くようになったんです。酷いものだと「そのままコロナで死ね」だとか。 応援してくれているファンもいるから投稿を止めるわけにもいかないし、心配もかけられない。学校にも馴染めていなかったので相談できる友達もいなかったし、両親にもふさぎ込んでいるのは思春期のせいだってことで片付けられちゃって......。 1人で解決するしかないけど、手立てがないから自分に当たることしかできなくて、最終的にはアームカットや大量の風邪薬を飲みすぎるいわゆるOD(オーバードーズ)という行為をするようになってしまったんですよね。 ーーそれは今も? まいきち 年齢を重ねてだんだんと俯瞰で自分を見れるようになり、行動に移すことはなくなりました。病院にも通って薬を処方してもらったり、カウンセリングを受けたりもしましたが、考えが一番変わったのはふと鏡に映った自分を見たとき。"こんなにがんばっている子を傷つけちゃダメじゃん"って思ったんです。 今も腕には傷は残ってますけど消したいとも思わないし、ただ事実として残っているだけで誇ってもいません。でも衝動に駆られたときにこの傷を見ると「また自分を傷つけちゃダメだ」って冷静になれますね。