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[2.25 J2第1節 岡山 3-0 栃木 Cスタ] 　J2リーグは25日に第1節を行った。ファジアーノ岡山と栃木SCの対戦は、岡山が3-0で勝利した。 【動画】なぜかインドネシアで大反響…堂安のさりげない動作 　昨季J2リーグ10位の岡山は、補強した新加入選手を積極起用。3-4-2-1の布陣で、GKはスベンド・ブローダーセン(←横浜FC)、3バックは左からDF鈴木喜丈、DF田上大地(←新潟)、DF阿部海大(←秋田)。2ボランチはMF田部井涼(←横浜FC)とMF藤田息吹(←山形)。左WBはMF末吉塁(←千葉)、右WBはDF柳貴博(←琉球)。2シャドーはMF岩渕弘人(←いわき)とMF木村太哉。1トップはFWグレイソン(←慶南FC/韓国)が起用された。 　栃木は昨季J2リーグ19位。田中誠新監督の就任で、残留した主力とともに上位を目指す。3-1-4-2の布陣を敷き、GKは丹野研太(←岩手)、3バックは左からDF福島隼斗、DF平松航、DF藤谷匠(←岐阜)。アンカーはMF佐藤祥、左WBはMF大森渚生、右WBはMF石田凌太郎。2シャドーはFW大島康樹とFW小堀空。2トップはFW南野遥海(←G大阪)とFW奥田晃也(←長崎)が組んだ。 　序盤から主導権を握ったのは岡山。前半3分、岩渕が最前線にパスを出し、木村がゴールに迫る。飛び出したGK丹野をかわしてPA右からシュートを狙うが、福島のブロックに遭った。その後も攻勢を強めるが、GK丹野の好セーブに阻まれる展開が続く。 　前半36分、何度も攻め続けた岡山が待望の先制ゴール。岩渕からのパスを木村がPA左で受け、鋭いカットインから右足シュートを放つ。低い弾道はゴール左隅に突き刺さり、岡山に今季ファーストゴールが入った。 　前半を1-0で折り返した岡山は後半も攻勢を保つ。開始早々には岩渕が中盤でこぼれたボールをボレー。長距離からゴールを脅かしたが、わずかに枠から外れてクロスバーを直撃した。 　後半9分、次にスコアを動かしたのはまたしても岡山。右サイドから田部井が縦パスを出し、柳が反応する。ダイレクトでPA中央に折り返すと、最後はグレイソンがワンプッシュ。流れるような攻撃から27歳のブラジル人FWがJリーグ初得点を挙げ、2-0と点差を広げた。 　2点を追いかける栃木は後半13分に交代枠を使う。南野を下げ、FWイスマイラが入った。同27分には大森、大島に代えてMF森俊貴とFW矢野貴章を投入した。岡山も2枚替え。田部井と岩渕を下げ、DF本山遥とFW齋藤恵太(←秋田)が出場する。 　栃木はイスマイラ、森を中心とした交代選手の投入で少しずつ決定機を作っていく。勝利がほしい岡山は後半41分、木村とグレイソンからMF田中雄大とFWルカオ出場で勢いを保つ。 　岡山は後半アディショナルタイムに途中出場DF柳育崇が左CKのファーサイドに詰めてダメ押しの3点目。リードを守り切り、3-0で初戦白星スタートを切った。