【陸上】女子100mハードルの藤森菜那が現役引退 中学時代から第一線で活躍、20年日本選手権3位
12月26日、ゼンリンは女子100mハードルの藤森菜那が12月末をもって退部、引退することを発表した。 東京五輪リレー代表の齋藤愛美が現役引退「幸せな競技人生でした」200mでU20日本記録樹立、地元インターハイ3冠の偉業 藤森は1997年生まれの26歳。小学生から陸上を始め、中学2年には200mで全中に出場。同時に100mハードルに取り組むとともに、中学3年から四種競技にチャレンジし、2012年には3172点の中学記録(当時)を樹立しただけでなく、全中でも四種競技と100mハードルの2冠に輝いている。 浜松市立高では日本ユース選手権で連覇を飾ったほか、13年の世界ユース選手権、14年のユース五輪など国際大会にも出場。高校3年はケガでインターハイ出場を逃したものの、秋のU20日本選手権では6位入賞を果たした。大学は明大に進み、1年目から日本インカレ6位と活躍。4年次の関東インカレでは明大の女子として初めて優勝した。 20年日本選手権で3位とメダルを獲得。直後にはベストとなる13秒26をマークしていた。 今季は東日本実業団選手権で7位入賞も、日本選手権では予選落ち。9月の全日本実業団選手権が引退レースとなった。 藤森はチームのホームページを通じて「いつも応援してくださりありがとうございました。今後は陸上とは違う道に進みますが、新たな道でも頑張っていきたいと思います」とコメント。「クールなチームの雰囲気が自分には居心地が良く、好きでした。今までありがとうございました!」と感謝の気持ちを綴った。
月陸編集部