〈ツエーゲン金沢・J3〉白星、4位で折り返し 琉球に2―1
●石原、西谷が今季初ゴール ●シュート19本浴びる 2024明治安田J3は30日、各地で行われ、ツエーゲン金沢は沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムでFC琉球と対戦し、2―1で勝利した。前半にMF石原崇兆、MF西谷優希が今季初ゴールを決め、前半戦の最後を白星で締めくくった。8勝5敗6分けの勝ち点30となり、順位を6位から今季最高の4位に上げた。 金沢は前半5分、右サイドを突破したMF梶浦勇輝がゴール前にボールを送ると逆サイドの石原が右足で合わせて先制。同22分にはカウンターから石原が左サイドをドリブルで攻め込み、ペナルティーエリアで中央に折り返すとフリーの西谷がシュートを決めた。 2―0で折り返し、後半は琉球に押し込まれる展開が増える。相手がボールを保持する時間が長く、ゴール前のフリーキックがポストをたたくなど、ひやりとする場面が続いた。試合全体で琉球にシュート19本を打たれたが、オウンゴールの1失点にとどめた。 決勝点を挙げた西谷は「石原選手がいい突破をしてくれたので合わせるだけだった。理想的な展開ではないけど、勝ち切れたのはチームの成長だと思う」と納得した表情を見せた。 次戦は6日午後6時から、金沢ゴーゴーカレースタジアムでAC長野パルセイロと対戦する。