腸活にはみそ汁!さらにオリーブ油ちょい足しで「悪玉コレステロール」撃退レシピ2品
腸活をしている人が今注目するのが、発酵食品のみそ。とくにみそ汁は、毎日手軽にみそを摂取できると人気です。ここに、ちょっとだけオリーブ油をプラスするのが、さらにオススメ! オリーブ油に含まれるオレイン酸には、悪玉コレステロールを減らす働きがあるからです。ということで、みそ汁が腸活にいい理由と、オリーブ油を加えたみそ汁レシピ2品をご紹介します! 【画像で確認】オリーブ油をプラス!包丁なしでできるおかずみそ汁「豚キムチのみそ汁」 ■みそ汁が腸活にいい理由 腸活にみそ汁をすすめる理由は以下の4点です。 みその効能 発酵食品であるみそは、腸内環境をよくする善玉菌が豊富。また大豆イソフラボンが血液中の悪玉コレステロールを減らし、脂質代謝の改善を促す効果も。 体にスイッチを入れる 温かいみそ汁を口にすると、体(特に腸)は活動的に。いつ食べてもOKだが、おすすめは朝起きて1時間半以内に食べること。代謝アップにつながる。 野菜がたっぷりとれる 生で食べるよりもかさが減るため、野菜をたっぷりとることができる。野菜は大きめに切り、そしゃくの回数を増やすことで、脳や腸への刺激になる。 幸せホルモンが増える 今注目の幸せホルモン「オキシトシン」には腸内環境を改善させる効果が。みそ汁の香りにより心が安らぐことで多く分泌されるため、体内にいい影響を与える。 ■あさりとトマトのみそ汁 うまみ食材のかけ合わせでだしいらず 【材料】(2人分)*1人分113kcal/塩分2.4g ・あさり(砂抜き)・・・ 200g ・トマト・・・ 1個 ・玉ねぎ・・・ 1/4個(約50g) みそ オリーブ油 【作り方】 1. あさりは殻をこすり合わせて洗う。トマトは1.5cm角に切る。玉ねぎは縦薄切りにする。 2. 鍋に水2カップ、1を入れて中火にかけ、煮立ったらふたをして弱火にし、約2分煮る。 3. あればアクをすくって火を止め、みそ大さじ1と1/3を溶き入れる。オリーブ油大さじ1を加えてさっと混ぜる。 ■豚キムチのみそ汁 包丁なしでできるおかずみそ汁 【材料】(2人分)*1人分304kcal/塩分3.0g ・豚こま切れ肉・・・ 100g ・もめん豆腐 ・・・小1丁(約200g) ・白菜キムチ・・・ 100g オリーブ油 酒 みそ 【作り方】 1. 鍋にオリーブ油小さじ1を中火で熱し、豚肉、白菜キムチをさっと炒める。肉の色が変わったら、酒小さじ2、水2カップを加える。 2. 煮立ったら豆腐をスプーンで大きめの一口大にすくって入れ、約3分煮る。 3. 火を止めて、みそ大さじ1と1/3を溶き入れ、オリーブ油大さじ1を加えてさっと混ぜる。 * * * オリーブ油は2人分で大さじ1が目安です。オリーブ油は抗酸化物質も含むため、体の酸化を防ぐ効果もあります。風味がマイルドなのでみそ汁とも合わせやすいですね。今回ご紹介したレシピはいずれもだし汁が不要なので、忙しい朝でも手軽に作れます。ぜひ食べてみてくださいね! 監修/小林弘幸(順天堂大学医学部教授) レシピ考案/髙山かづえ 撮影/難波雄史 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 文=高梨奈々