『モンハンワイルズ』オープンベータテストのキャラクリはまさに時間泥棒。愛猫をオトモアイルーでバッチリ再現できて感動した
カプコンのハンティングアクション『モンスターハンターワイルズ』(以下、『モンハンワイルズ』)の先行オープンベータテストが、2024年10月29日12時よりプレイステーション5(PS5)にて、PlayStation Plus加入者を対象にスタートした。期間は10月31日11時59分まで。 【記事の画像(26枚)を見る】 PlayStation Plus加入者以外となるPS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)に向けてのオープンベータテストは、11月1日12時~11月4日11時59分まで実施される(※)。こちらの事前ダウンロードは、10月31日12時から開始される予定。 なお、オープンベータテスト版をダウンロードするためには、各プラットフォームにて29GB以上の空き容量が必要。 ※11月1日~11月4日のβテストは、PS5版はPlayStation Plusに未加入のユーザー、Xbox Series X|S版はGame Pass Core・Ultimateに未加入のユーザーも参加可能。 シリーズ最新作がいよいよプレイできるとあり、心待ちにしているハンターも多いことだろう。本稿では、さっそくオープンベータテストをプレイした筆者が、キャラクタークリエイション(キャラメイク)を思う存分に楽しむ様子をご紹介。 自分だけのかわいいハンターを作ろう! 愛猫をオトモアイルーで完全再現!? 自分好みの見た目が作れるキャラクリが楽しすぎて夢中になった 改めて自己紹介を。『モンハン』シリーズではわりと新参者のライター、リプ斉トンだ。前作にあたる『モンスターハンターライズ』もバッチリ楽しませてもらい、『モンハンワイルズ』の発売も心待ちにしている。 本作の魅力の一端を感じることができる先行オープンベータテストもいよいよ開始され、早速プレイさせていただいた。 まずはキャラクタークリエイションから。前作『モンハンライズ』でもあった内容だが、本作ではそれを大きく超える自由度の高いキャラクリを楽しむことができる。 体験できるのはオープンベータテストの実施期間中だけとなるが、作ったハンターの見た目は製品版に持ち込める。どうしてもキャラクリには時間をかけてしまう人も多いと思うので、製品版でスタートダッシュを決めるためにも、いまのうちに自分好みのハンターとアイルーを作っておきたいところ。 これからプレイする人のために、設定できる項目などをしっかりご紹介したいと思う。 レッツメイキン!! 長い戦いの始まり。 まずはここから。 モデルプリセットから。自分の好みの見た目にいちばん近いものを探して、そこから細部を調整していくのがよさそうです。 自分はキャラクターが作れるゲームではかわいい女の子を使うことを使命としているので、とにかくかわいいキャラクターを作っていきたいと思う。 モチベはそこから生まれるからだ。 モデルプリセットのほか、ボイス、ボイスの音程(ベースの声の高さや低さを調整できる)、立ちふるまい(待機中や歩きなどのモーション)、インナーとアンダーウェアも好きなように変えられる。もちろん、名前も編集可能。 自分好みのプリセットとしては19番がいちばん近いと感じたので、これをセット。ボイスもかわいい系をチョイスした。 顔だけ個別にランダムで生成できる機能もある。何度か生成して、そこから自分好みのベースデザインを探すのもよさそうだ。 ハンターは顔が命ということで、ここはしっかりと決めていきたい。 髪型はプリセットにあったものがドンピシャだったので、これを採用。アクセントカラーは明るい色を選択して地雷系、いや、大タル爆弾系を演出した。 眉毛は薄めだがしっかりとしたデザインを選択。いまは太眉もブームらしいが、筆者はオッサンなのであの日の栄光を取り戻したいのだ。薄眉バンザイなのだ。 鼻は日本人的なイメージにしたいので高さは低めに。天狗になってはハンター業界では生き残れないのだ(謎理論)。 唇はぷっくりして薄めが好み。チャーミングな印象にしたいですな。 歯の汚れまでもデザイン可能。自分は朝晩磨いていて白い歯ってイイネって感じなので、汚れは見えないようにした。 かわいい見た目にしたいので、もちろんヒゲはナシ。輪郭も小顔で優勝を目指したい。骨格やえら、あごなどが目立たないようにしていく。 そしてこれもかなり大事な要素、体格である。体の大きさの値を高くすると体の一部の大きさがボリュームアップする。これが大事なのだ。神は細部に宿る。 これが…… こうじゃ。デカければデカいほどいいのじゃ。正直、最高値の20じゃ足りないくらい。 さらに筋肉も忘れてはいけない。ムキムキではいけないが、ある程度うっすら筋肉がついているのが最高だからだ。ハンターだからね。 そして表情でもっとも重要な目のデザインに取り掛かる。マンガ家も、目を描くときにはとくに集中して魂を込めるという。 自分はタレ目が三度の飯よりも好きなのだが、本作でもしっかりとタレ目ハンターを使いたいと思う。目の角度をいじれば、好きなだけ目をタレさせることができる。自分だけのタレ目を作ろう! ここまでさまざまなパラメーターを調整して、ざっくり1時間は経過したと思う。早く狩りしたい。 しかし、全体を眺めても何か足りない……。俺の理想に届いていない。同じくしてキャラクリを楽しんでいるSNSの同志たちの書き込みを参考にすると、頬を明るめにするとさらにかわいらしくなるとのこと。ふむふむ。 確かに現在の表情は頬が明すぎるかなという印象。化粧・ペイントの項目から、頬にファンデーションのような色味を加えることができるので、これを肌の色に調整してみる。ついでに骨格の微調整も行ってみると……。 おお! ええやん! 俺好みのタレ目涙袋マシマシ大タル爆弾系ハンターの完成や! この原稿を書いている段階で振り返ってみると、このキャラクターの見た目は『ドラゴンクエストX オンライン』で自分が使っているキャラクターと雰囲気がそっくりなことに気がついた。なんかちょっと恥ずかしいが、タレ目が悪いんだ。すべてはタレ目が。魔性のタレ目が。 この角度が美しすぎんか? 完成してしまった……。満足が過ぎて、ここでいったんプレイをやめてしまおうかと思ったくらいだ。しかし、まだ重要な操作が残っている。 これも定番になりつつあるが、オトモアイルーの姿もカスタマイズできるのだ。今回もオトモアイルーの姿は、自宅で飼っている愛猫を再現することにした。 ミル(女の子)です。 ミルは三毛猫ではなくて白をベースに茶の差し色が入っているチャーミングな猫ちゃんとなっています。 モデルプリセットの中だと5番が近い。だがこれだと三毛猫になってしまうため、模様のアクセントカラーを1種類に見えるように。そっくりの毛並みにできた。 さらに、ミルは尻尾がくりんと丸くなっているのがチャームポイントなので、それも再現。短めの尻尾も用意されているのはかなりユーザビリティが高い。 虹彩のカラーもバッチリ再現。オトモアイルーの姿をこんなに細かくカスタマイズできるのは非常に楽しい限り。 名前もアイルーっぽくして作成完了! いい仕事だった。 こうして迫真のキャラクリバトルをくり広げ、かなり達成感のあるハンター&オトモアイルーを作ることができた。満足感がすごい。まだ本編をプレイしていないのに。 オープンベータテスト版では、最序盤のチャタカブラ討伐クエストに加え、ドシャグマの狩猟などが楽しめる。そのほか、本作の特徴でもある拠点からフィールドまでがシームレスにつながるオープンワールドチックなゲームプレイの一端も体験できるようになっている。 チュートリアルもかなりドラマチックな展開になっている。グイグイ引き込まれる内容だ。 『モンハンライズ』からさらに進化を果たした『モンハンワイルズ』の魅力を感じ取れるようになっているので、ぜひ、この機会に体験版をプレイしてみてほしい。 この週末は、『モンハンワイルズ』三昧になるべし!