鈴木誠也、ドジャースの交渉材料として踊らされた!?…カブス地元メディアが怒りの声「ドジャース側からのリークだった」
ドジャースは27日(日本時間28日)、チームからFAとなっていたテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)と3年総額6600万ドル(約104億円)で延長契約に合意した。 ◆ダルビッシュと鈴木誠也の豪華なツーショット【写真】 契約交渉が難航していたこともあり、入れ替わりにカブスの鈴木誠也外野手(30)がドジャースへトレード移籍する可能性についての米報道が今月に入ってから過熱。この日の合意直前も、米誌ニューズウィークが「カブスが鈴木との交換要員で手に入れるのは、ボビー・ミラー投手と(マイナー有望株の)ディエゴ・カルタヤ捕手。この組み合わせで鈴木をロサンゼルスに呼べるはずだ」と報じていた。 これで背番号「27」の去就に関する外野の声はいったん鎮まりそうな気配だが、ドタバタに踊らされた形となったカブスの地元メディア、米スポーツモッカリーは怒りが収まらなかった。 「疑われた通り、やはり全てのうわさの出所は契約交渉でテオスカー・ヘルナンデスの首を縦に振らせたいドジャース側からのリークだったということだ。ようやくヘルナンデスが延長契約を結んだことで、鈴木を巡るナンセンスなトレード話を忘れ去ることができる。ここ数年、チームで最高の成績を残してきた打者をトレード放出するなどという話に頭を悩ませる必要はなくなった」 さらには「鈴木の話は横に置いておくとして、それにしてもドジャースが欲しいと思った選手を根こそぎかっさらっていき、一方のカブスは年俸総額制限に縛られ、補強がままならないのはフラストレーションがたまる」と、恨み節は止まらなかった。
中日スポーツ