レノファ、徳島に競り勝つ J2リーグ第5節
サッカーJ2レノファ山口はリーグ戦第5節の20日、徳島県鳴門市の大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦し、2-1で勝利した。 前節から4人先発メンバーを入れ替えたレノファ。FWに出場停止明けの梅木翼が復帰。ダブルボランチにMF池上丈二と相田勇樹を据え、DFはへナンが今季初先発となった。 強風が吹き荒れる中行われた試合。前半風下に立ったレノファだったが、FWの若月大和、梅木を先頭に連動したプレスで徳島にプレッシャーをかけ、何度もチャンスを作り出す。前半19分にはペナルティーエリア内で池上が右足シュートを放つも相手GKの好守に遭った。前半終了間際には梅木のスルーパスに抜け出したMF河野孝汰がGKと1対1になったが、またもGKの好守でゴールを奪えず、前半はスコアレスで折り返した。 後半早々から試合が動く。5分、交代出場で入ったMF野寄和哉が、左サイドからのクロスに飛び込み、ヘディングシュートを決め、待望の先制点を挙げる。5分後には、DF新保海鈴の左コーナーキックをへナンが左足でダイレクトで合わせてリードを2点に広げた。 35分、レノファに在籍した橋本健人のクロスボールがDF平瀬大の足に当たり、ゴールに吸い込まれて1点差に。終了間際は攻め込まれる場面が増えるも、全員が集中した守備を見せて逃げ切り、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。