「エルマーのぼうけん展」開催 100点を超す貴重な原画とともに物語をたどる
2024年3月23日(土)~2024年5月19日(日)に、春季特別展「エルマーのぼうけん展」が明石市立文化博物館にて開催される。 【写真】世界中で愛され続ける『エルマーのぼうけん』の貴重な原画 『エルマーのぼうけん』は、9歳の男の子エルマーが、誰も傷つけることなく知恵を絞り、機転をきかせてとらわれたりゅうの子を助けに行く冒険物語。1948年から51年にかけて『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』の3冊の物語がアメリカで出版され、半世紀以上たった現在も世界中で愛されている。 この展覧会では、渡辺茂男氏の訳による日本語版出版から60周年を記念して、100点を超す貴重な原画とともに物語をたどる。また、まるで物語に入り込んだかのように、エルマーが乗り越えた数々の冒険を体験できる展示も用意しており、大人からこどもまで、『エルマーのぼうけん』の世界を楽しめる。 作者であるルース・S・ガネット氏の幼少期の写真やノート、挿絵を担当した義理の母、ルース・C・ガネット氏と共に作り上げた試作本等、物語が描かれた背景も紹介する。
文=リアルサウンド編集部