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第三者委員会によって、99の言動がセクハラなどと認定された岐阜県岐南町の小島英雄町長。5日付けで辞職する町長が最後の登庁をしました。 【写真を見る】セクハラ認定の町長が辞任 「精一杯やって来た結果がこういう結果になってしまった。不本意である」 岐阜県岐南町の小島英雄町長 （記者） 「最後の出勤ですが気持ちは?」 岐南町　小島英雄町長 「何にもあらへん」 5日午後4時ごろ、岐南町役場に登庁した小島英雄町長（74）。第三者委員会の調査によって、複数の職員に対する99の言動がセクハラなどと認定され、5日付で辞職します。 町長として最後の出勤となる5日は、午後4時半から課長以上の幹部が参加する会議に出席しました。 （小島町長　先月28日） 「頭を触ること自体がセクハラだと思っている」 小島町長のセクハラなど、99の言動のうちのひとつは「頑張れよという形で頭をポンポンと触った」、さらに「『熱あるんか』と言っておでこを触った」など。 第三者委員会のセクハラに関する調査費用は、当初の予定より500万円程増額の約1240万円です。今月1日、櫻井明議長らが小島町長に調査費用の支払いを求めたところ、退職金1125万円の一部を調査費用として町に支払う意向を示したということです。 （小島町長　先月28日） 「やはり時代錯誤。本当に申し訳なかったと思っている。全て私の責任」 小島町長の辞職に伴う岐南町長選は3月9日に告示、14日に投開票で、小島町長は立候補しない意向を示しています。 最後の会議を終えた小島町長は、報道陣の取材に対し次のように答えました。 （小島町長） 「3年3か月やってきたけど、みなさんのおかげで頑張ってこれた。ボタンの掛け違いもあってみなさんに迷惑をかけた。申し訳なかった。精一杯やってきた結果がこういう結果になってしまった。不本意である」