LME銅が下落、米CPI上振れで-2023年1月以来の高値から反落
(ブルームバーグ): 10日のロンドン金属取引所(LME)で銅相場は反落。同日発表の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を若干上回る伸びとなったことが響いた。前日は一時2023年1月以来の高値を付けていた。
銅相場は今週に入ってからの上げ幅を縮小した。今回の指標を受け、米金融当局が6月の利下げを正当化するのが一段と難しくなり、経済成長の重しとなる可能性がある。
LMEの銅相場は前日比44ドル安の1トン=9374ドルで終了。亜鉛やスズは上昇した。
原題:Copper Pauses Rally as Traders Weigh US Inflation Data、LME 3-Month Copper Closes Lower; Tin Rises(抜粋)
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Guillermo Molero