10区・宇田川瞬矢は先輩の思い背負い投げキッス 欠場した田中悠登は全日本で先に披露【箱根駅伝のウラ側】
1月2、3日に行われた第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした青山学院大学。大会翌日の4日、出場した選手や原晋監督が日本テレビ『ZIP!』に生出演し、10区を走った宇田川瞬矢選手がフィニッシュの瞬間の裏側を明かしました。 【画像】明るい笑顔で総合優勝を決めるフィニッシュテープを切った青山学院大学・宇田川瞬矢選手 宇田川選手は、フィニッシュの際の“投げキッス”を披露。このシーンはSNSでも話題に上がりました。 目立ちたがり屋でもあると紹介された宇田川選手ですが、実はこの“投げキッス”には、別の特別な理由があったといいます。 4区間で、当日のメンバー変更があった青山学院大学。8区に登録されていた3年生の田中悠登選手は、直前の故障で箱根駅伝への出場はかないませんでした。 それを受け、宇田川選手は田中選手が全員にそれぞれ作ってくれていたお守りをズボンに入れて10区を走っていたといいます。「最後それ出してゴールしようと思ってたんですけど、ちょっときつすぎてできなくて。田中さんが全日本(大学駅伝)で投げキッスしてたので、それにしようと思って、とっさの判断です」と心温まるエピソードでスタジオをわかせました。