『もらい泣きしました』火野正平さんと旅番組“共演”のリポーター、朝の生放送で思い出話に涙声 「相当に辛い」「こらえてたね」の声
NHKの朝の情報番組「あさイチ」は21日放送。リポーターの駒村多恵が、75歳で亡くなった俳優火野正平さんの思い出を語り、追悼した。 駒村は、火野さんが14年間旅人を務めたNHKの旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」で、朗読を担当。 この日の「あさイチ」終盤で、MCの鈴木奈穂子アナが、火野さんへの視聴者からのコメントを紹介。その後、駒村は「つい最近まで『腰は痛いけど口は達者だ』って聞いていたんで。じゃあ、今月お見舞いに…なんて話もしていただけに本当に急でびっくりなんですよ」と明かした。 火野さんについて「みんなに優しくて気を使う方で、コロナになって仕事がストップしたときに、いち早く『駒村、大丈夫か』と電話くださったりとか。コロナ明けで、リモートで正平さんにインタビューってなったときも『ホテルのベッドに駒村おると思ってきたのにおらんやないか!』なんて笑わせようとしたりとか。本当にみんなに分け隔てない愛を与えてくださる方で、こころ旅、いろんなところに連れて行ってくれて、ありがとうございます。安らかに、ありがとうと心から言いたいです」と涙声で感謝した。 X(旧ツイッター)では「もらい泣きしました」「駒ちゃん、火野正平さんの追悼コメントで泣くのこらえてたね」「本当に寂しいよね、駒ちゃん」「火野正平さんについて駒ちゃんのコメントが聴けるのはありがたい」「いち視聴者の私でもこんなに悲しくて寂しいのだから駒村さんは相当に辛いでしょうね」といったコメントが見られた。 火野さんは今月14日に亡くなった。所属事務所が20日、公式サイトで発表し、家族葬を行ったという。
中日スポーツ