「行こうぜ、中国人!」韓国代表イ・ガンインにパリSGファンが人種差別的行為と報道。韓メディアは非難「大衝撃だ。理解できない」 フランス国内も問題視「容認できない不快な行動」
「中国国籍ではないアジア人に中国人と呼ぶのは人種差別的な行為」
パリ・サンジェルマンに所属する韓国代表イ・ガンインが、味方のサポーターから差別的な発言を浴びせられた。10月26日、複数の韓国メディアが伝えている。 【動画】ファンから人種差別的発言を浴びるイ・ガンイン 『Xpors News』は「大衝撃だ!イ・ガンインの前で『行こうぜ、中国人!』とPSGファン」と題した記事を掲載。次のように報じた。 「韓国代表MFイ・ガンインがトレーニング場でファンから“中国人”と呼ばれ人種差別にあった」 記事によれば、パリSGの選手たちがファンとハイタッチを交わすなかで、イ・ガンインに対して、『行こうぜ、中国人!』との声が掛けられたという。フランスでも、「あるサポーターがイ・ガンインに向かって人種差別的な発言をした」と報じられているという。 同メディアは、「中国国籍ではないアジア人に中国人と呼ぶのは明らかに人種差別的な行為だ。(現地の)メディアも『あるファンがイ・ガンインに向かって人種差別的な悪口を浴びせた。彼はイ・ガンインに中国人と話した。これはサッカーと全く関係のない言葉だ』と指摘した」と非難している。 「イ・ガンインは新加入ではなく、昨シーズンからPSGでプレーし始めた選手だから彼の国籍を混同するのは理解できない。たとえ国籍を知らないとしても、アジア人という理由で中国人と呼ぶのは明らかな人種差別だ」 同じく韓国の『InterFootball』は、フランスの『ONZE』も「これは容認できない不快な行動だ」と糾弾していると紹介。「PSGを応援しに行ったファンがイ・ガンインに人種差別的発言をしたのだから、さらに衝撃的だ」と指摘している。 この模様は、SNSでも拡散されており、サポーターが処分されるかどうかも注目を集めている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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