「天才すぎる」小学生が考えた絆創膏、商品化のきっかけは？ マツキヨ広報に聞いてみた
Xで、「小学生が考えた絆創膏天才すぎる」というポストが話題になりました。2024年2月28日までに、なんと15万件のいいねを集めています。
紹介されていたのは、マツキヨココカラ＆カンパニーのプライベートブランド商品「matsukiyo 指にまきやすい絆創膏」（327円）。パッドが端にあり片手で指にまきやすいというアイデア商品で、ポストの通り、発案した宇賀持琴音さんは当時小学校4年生でした。
果たしてどれだけ便利なのか、編集部員が実践。そして、気になる商品化の経緯をマツキヨの広報担当者に聞いてみました。
外箱には使い方が、内袋には開け方が書いてあり、とても親切です。
こんなふうに、パッドが端に寄っています。
宇賀持さんは、自分のような子どもがお母さんに助けてもらわなくても一人で絆創膏を貼れるように考案したそう。でも、指に絆創膏を貼るのは大人でもちょっと大変ですよね。両端がくっついてしまったり、はみ出たテープ部分に埃がついて不衛生になってしまったりすることもしばしばです。
パッドが端に寄るだけで、どれほど簡単になるのでしょう？ 編集部員は右利きなので、右手の指に左手で巻いてみました。
長い側のカバーを外して、くるんと巻くと......
簡単、ノンストレス！ 今までの苦労は何だったんだろうという気分です。仕上がりがきれいなのもうれしいです。
マツキヨココカラ＆カンパニーの広報担当者によると、宇賀持さんが世界青少年発明工夫展で銅賞を受賞した際、それを報じたネットニュースを商品開発部員が発見したのが、商品化のきっかけだったとのこと。夢を叶えてあげたいという思いと、"パッドは真ん中"という絆創膏の常識を変える発想なのではという驚きから、ぜひ形にしたいとオファーしたそうです。
2023年8月の発売後まもなく、マツモトキヨシとココカラファインの絆創膏ランキングでベスト10入り。特に小学生の子どもをもつ親からの反響が大きかったそうです。今回また話題になったことで、さらにたくさんの家庭に届きそうですね。編集部員宅にも常備します。 （東京バーゲンマニア編集部）
