交代策的中!オランダがポーランドに逆転勝利…ヴェグホルストが登場2分で劇的逆転弾
EURO2024は16日にグループDの第1節が行われ、ポーランドとオランダが対戦した。 【動画】オランダとポーランドの一戦は白熱の展開に! ついに開幕したEURO2024。フランス、オーストリアも同居する厳しいグループDのの初戦では、ポーランドとオランダが激突した。グループ突破を目指すポーランドだが、ケガの影響からエースFWレヴァンドフスキがベンチスタートに。一方こちらもケガで大会前にフレンキー・デ・ヨングとコープマイネルスが離脱しているオランダは、主将ファン・ダイクやガクポらがスタメンに名を連ねている。 オランダは開始2分、ガクポのシュートが枠をとらえるなど好スタート。ボールを保持しながら背後のスペースを積極的に狙っていき、相手ボックス内に侵入。ガクポやデパイらがチャンスを作っていく。9分にも右サイドでのパス交換からラインデルスが決定機を迎えたが、シュートは枠の右へと外れた。 やや劣勢の立ち上がりとなったポーランドだが、15分前後からボールを進めることに成功する。すると17分、ジエリンスキのCKに合わせたのはブクサ。打点の高いヘッドでネットを揺らし、オランダ相手に大きな先制点を奪った。 追いかける展開となったオランダは、20分にCKからファン・ダイクのボレーが枠をとらえるもGKシュチェスニーがファインセーブ。22分にもカウンターからデパイがボックス中央でチャンスを得るが、シュートは枠の上へ外れた。その後もラインデルス、ドゥンフリースを迎える。すると29分、オランダが良い流れのまま追いつくことに成功。ドリブルで運んだガクポがボックス手前から狙うと、相手DFに当たってコースが変わってゴールイン。試合は振り出しに戻る。 追いついたオランダは42分、シャビ・シモンズのチャンスメイクからガクポに再び決定機が訪れたが、今度は枠の上へ。デパイのシュートも枠をとらえなかった。前半は白熱の展開が続いたまま、1-1で折り返す。 後半開始直後、オランダはガクポのクロスからドゥンフリースがビッグチャンスを迎えたが、GKシュチェスニーがファインセーブ。54分にも速攻から決定機を作ったものの、シャビ・シモンズのシュートは枠を外れた。押されるポーランドは後半頭にも交代カードを1枚使っていたが、55分にはスリーシュとシフィデルスキを投入。状況の打開を図る。58分には左からの鋭いクロスでビッグチャンスを作ると、その後も相手ボックス内まで迫るシーンが増加。流れを手にしてゴールに迫るが、勝ち越しには至らない。 均衡した状態が続く中、オランダは62分にフェールマンとシャビ・シモンズに代えてマーレンとワイナルドゥムを投入、ゴールを目指す。65分には左サイドから右ボックス内までパスを繋ぎ、ドゥンフリースが際どいシュート。70分にもドゥンフリースがボックス内まで侵入したが、至近距離のシュートはGKシュチェスニーがまたもセーブ。チャンスを作ることには成功するが、逆転弾が遠い。 81分にデパイとガクポを下げてフリンポンとヴェグホルストを投入したオランダ。すると83分、この交代が大きな結果につながった。ビルドアップからボックス付近まで上がってきたアケがクロスを送ると、最後はボックス内で待っていたヴェグホルストがシュートを突き刺した。31歳FWが登場2分で逆転弾を叩き込む。 試合はこのまま終了。オランダがポーランド相手に2-1と逆転勝利を収め、EURO2024白星スタートを決めた。