ドラマ『時をかけるな、恋人たち』より 、吉岡里帆演じる主人公・常盤廻　（C）カンテレ

ヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本によるタイムパトロール・ラブコメディドラマ『時をかけるな、恋人たち』（カンテレ）。１０月３１日放送の第４話では、「２３世紀からやってきた売れないお笑い作家と、令和を生きる女芸人との許されざる恋」が放送される。 【写真】時空を超えた漫才コンビに扮した田村健太郎と福田麻貴 同ドラマは、吉岡里帆が演じる広告代理店のアートディレクター・常盤廻（ときわ・めぐ）が、未来からやってきた永山瑛太演じるタイムパトロール隊員・井浦翔（いうら・かける）と出会い、かつて恋人同士だったことが発覚。恋の事情を抱えて違法に時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、自らも時空を超えた本気の恋をするラブコメディ。 第１話では、泉澤祐希＆ドラマ初出演となるシンガーソングライター・吉澤嘉代子が「２３世紀人の青年と令和のミュージシャンの恋」を、第２話では鳴海唯＆南出凌嘉が「過去に逃避行してきた教師と生徒の禁断の恋」を、第３話では、清水くるみ＆吉村界人が「令和のホストに本気の恋をしてしまう２３世紀のカタブツ女子とホストとの純愛」を演じた。 １０月３１日に放送される第４話では、「２３世紀からやってきた売れないお笑い作家と、令和を生きる女芸人との許されざる恋」を、田村健太郎＆福田麻貴（３時のヒロイン）が演じることに。田村は役どころについて、「今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。ある意味で生まれ直すような感じ。作中では犯罪なんですけど・・・責めきれないものがあります」とコメント。 普段はツッコミの福田は、ドラマではボケに挑戦。「新鮮でした。しかも標準語ですし。自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです」と語り、「田村さんは、１回目の打ち合わせからツッコミが上手くてびっくりしました。撮影の合間に『もう１回合わせときましょか』と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした」と、撮影の裏話を明かした。 主演の吉岡は、印象に残っている回はこの漫才コンビの第４話だと言う。「『トキコイ』は５話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。６話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、７話からは自分たち自身の話になります。そのなかでも４話は、１人で進むことも肯定する回。『恋っていいよね！』っていうドラマの中盤で、この４話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です」と語る。 福田は「第４話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。おもしろくて切ないラブストーリーです！」とアピール。第４話は、１０月３１日・夜１１時から放送される（カンテレ・フジテレビ系全国ネット）。