石破茂首相「同時にやっちゃいけない決まりない」衆参同日選の可能性否定せず 解散時期は…
石破茂首相(67)が28日放送の日本テレビ系情報番組「ウェークアップ!」(土曜前8・00)にリモートで生出演。来夏に衆参同日選を行う可能性について「同時にやっちゃいけない決まりはない」と否定しなかった。 【写真あり】石破首相 着物姿の佳子夫人との2ショット披露「素敵です」「仲睦まじい」 石破首相は前日に行われた講演で、予算案や重要法案が否決された場合や内閣不信任決議案が可決された場合の対応について「衆院と内閣の意思のどちらが正しいか、国民に信を問うことは、憲法の趣旨から当然あり得る」と述べた。 番組で、政治ジャーナリストの田崎史郎氏から衆参同日選の可能性を聞かれると「これはありますよね」と笑みを浮かべて即答。衆参同日選は1986年が最後だとし「政府として予算や法案を正しいと思って説明、審議をしても国会がダメだと言うのならば、国民の皆さん方に決めてもらいましょうというのが国民主権を一番の柱とする日本国憲法の仕組みなんだから」と改めて説明した。 「我々が正しいと思ったら国民に決めてもらう、不信任が出て我々が間違っていたと思ったら総辞職、それが憲法です。それが参議院と衆議院の時期が同じだったとしても同時にやっちゃいけない決まりはない」とし、解散の時期について「今なら勝てるだろうということではなくて国民に決めてもらいましょうというのが大事」と語った。