心に響く力作に高い関心 人権週間に合わせ 社会問題考えるきっかけに/岡山・津山市
人権週間(4~10日)に合わせて市民から募集した「ひと・ふれあいメッセージ2024」と、第76回「人権週間津山市児童・生徒ポスター」の上位入賞作品の展示が30日、岡山県津山市新魚町の市立図書館前ギャラリーで始まり、心に響く力作に来場者たちが高い関心を寄せている。11日午後3時まで。 【写真】心に響くメッセージを添えた子どもたちの力作
同市と同市教委主催。集まった標語全3688点から最優秀賞と優秀賞の計11点、人権啓発ポスターは全2170点の中から最優秀賞と特選計43点を展示している。
市内の小中学生が描いたポスターは友情や思いやりの大切さを呼びかけるほか、SNS上での他者への誹謗(ひぼう)中傷に対して「言葉に気をつけて刃物にもなる」と訴える内容などが並ぶ。メッセージは「君はキミ 僕はボク みんなちがって十人十色」などと人間の多様性を認め、優しさあふれる思いがつづられている。
人権啓発課は「社会問題を取り上げた作品もあり、考えるきっかけになれば。ぜひ多くの人に見ていただきたい」とPR。
最優秀賞、優秀賞は次の通り。(敬称略、カッコ内は学校、学年)
【ひと・ふれあいメッセージ】▽最優秀賞=前田晴充(林田小6)、佐古賢星(鶴山中1)、岸川理恵(一般)▽優秀賞=谷口百奈(林田小1)、中川大海(東小2)、延原陽太(同3)、山本洋志郎(同4)、池田恵人(誠道小5)、柗本詩(河辺小6)、浅野杏和(中道中2)、竹内あゆみ(一般)
【人権週間児童・生徒ポスター】▽最優秀賞=小原成実(秀実小2)、大木遥加(北小3)、水島彩七(東小5)、松原良樹(北陵中3)
津山朝日新聞社