新幹線の運転台見学で運転士気分を味わう親子

　新幹線の車両基地を一般公開する「山陽新幹線ふれあいデーin岡山」（JR西日本主催）が17日、岡山市北区北長瀬本町の博多総合車両所岡山支所であり、事前に申し込んだ家族連れら約6千人が記念撮影などを通じて新幹線に親しんだ。 【動画】ドクターイエローも間近に 　会場には、2027年ごろに引退予定の点検用車両ドクターイエローをはじめ、「みずほ」「さくら」に使用されるN700系、「ひかり」でおなじみのレールスターといった新幹線車両を展示。親子らは先頭車両の前で思い思いにポーズを取り、写真に納まった。

ドクターイエローの車両前で記念撮影を楽しむ親子ら

　一部車両では運転台を見学でき、抽選に当たった子どもらが操作レバーに触れて運転士気分を満喫。レールスターの床下見学、水ぬれを感知できるブラシで座席を清掃する体験コーナーも人気を集めた。 　会社員男性（30）＝岡山市中区＝に連れられて訪れた長男（3）は「新幹線はかっこよかった。また来たい」と笑顔だった。