今さら人に聞けないコンシーラー、きほんの「き」。美容家直伝の選び方と使いこなし術。
クマやシミ、ニキビなど隠したい肌悩みをカバーするには、コンシーラーが欠かせません。その一方で、コンシーラーは多種多様な製品が市場にあふれ、どう選び、どう使えばいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。
今回は、肌悩みをナチュラルにカバーして美肌に見せるためのコンシーラー選びのポイントと、その使い方について紹介します。
コンシーラー選びのポイント
コンシーラーは、どこの、どんな肌悩みに使うかで選び方が変わります。以下、詳しく解説します。
(1)形状について
コンシーラーの形状は、スティック、リキッド、筆ペン、ペンシル、クリームなどさまざまですが、どこに使うかで使い分けるのがおすすめです。
例えば、目元や口元、小鼻など表情の動きに影響を受ける部分に使うコンシーラーは、ストレッチ性に優れたリキッドや筆ペンがおすすめです。ニキビ跡やシミなどピンポイントで使いたいなら、ペンシルやスティック、固めのクリームが密着しやすいのでおすすめです。
頬のシミや肝斑、クマなど広範囲で使う場合には、のびやかなテクスチャーのリキッドやクリームがおすすめです。
(2)色について
黒クマと青クマにはオレンジがおすすめ。明るいベージュやイエローなどを重ねて明るさを調整しましょう。また、茶クマなら明るいベージュやイエローがおすすめです。
このほか、小鼻の赤みにはグリーンが、シミや肝斑、ニキビなどにはベージュがおすすめです。ただし、シミや肝斑、ニキビなどは色選びが難しいので、パレットを選び、自分にぴったりの色を混ぜ合わせて作ると、よりナチュラルな仕上がりになります。
コンシーラーの使い方
コンシーラーの使い方は、使用するパーツによって異なります。パレットにはチップやブラシが付属されていることがありますが、あくまでもお直し用と心得て、専用のブラシや綿棒などを使いましょう。
特にブラシはキメに入り込んでナチュラルな仕上がりになるので、専用のものを1本持っておくと重宝します。