【オリックス】小木田敦也、同学年・山本由伸に続く逆襲だ ともに不振98年世代の山崎、宇田川と「来年こそ」
オリックス・小木田敦也投手(26)が15日、大阪・舞洲で、ドジャース・山本との秘話を明かしながら、世界一に輝いた盟友に続く逆襲を宣言した。今季は右肘痛もあり、13登板。同じく不振に陥った同学年の山崎、宇田川とともに「来年こそは。3人とも、そういう思いはある」と誓った。 宇田川が名付け、ファンに浸透した1998年生まれの「小木田世代」。23年まで3連覇に大きく貢献した。一員だった山本が今季は渡米。3人も見せ場が消えた。シーズン中にSNSのグループトークが稼働。米国から「お前ら、何してるんだ」とゲキが入った。直後に山本も右肩痛。「お前こそ」と励まし合ったという。 そこから山本は復活。ポストシーズンはフル回転で頂点まで駆け上がった。前半は、メジャー初登板の5失点KOからも巻き返し。小木田は「僕らがあの場所にいたら立ち直れない。けがの後も、あそこまでパフォーマンスを戻して。修正、我慢強さ。やっぱりすごい」と尊敬したが、今度は自分たちの番だ。(安藤 理)
報知新聞社