小林製薬が万博関連行事を辞退 紅麹サプリメント問題で
小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題を受け、同社が2025年大阪・関西万博の関連イベントへの参加を辞退したことが22日、明らかになった。 【表でみる】「紅麹問題」で浮かぶ小林製薬の対応の問題点と教訓 小林製薬は万博で大阪府市などが出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」への参加を計画している。そこで、24日に大阪市内で開催されるイベントで、同社のヘルスケア事業関連の部長がパネルディスカッションに参加する予定だった。 健康被害問題の原因究明が続く中、同社は参加の辞退を決定。万博自体の参加について広報担当者は「辞退するかどうかも含めて検討段階」とした。 ヘルスケアパビリオンは「いのち」や「健康」をテーマに、大阪ゆかりの企業などが出展を計画している。