【ライブレポート】汐れいら初のワンマンツアー『No one』を駆け抜け次のステップへ
■「ライブ、お代わりしたくなったら、11月,12月に、全国10ヶ所『Acoustic Tour「ナラタージュ F/」』で回るので楽しみにしておいてください!」 【画像】キュートなサングラス姿でパフォーマンスする汐れいら 汐れいらが、初の名阪東ワンマンツアー『Ushio Reira One Man Tour 2024「No one」』千秋楽を9月14日、東京・代官山UNITにて開催した。 8月にリリースした1st EP『No one』収録作品を中心に、感情の機微を繊細かつダイナミックに表現するボーカリゼーションのすごみ。 創造性豊かな作品を生み出す汐れいらにとってライブ空間とは、作品を自分のモノにしてオーディエンスと共振する大切な場であることを立証した刺激的な一夜となった。 オープニングは、キュートなサングラス姿で登場。グルービーな「ビーボーイ」「グレーハートハッカー」によって一気にギアをフルスロットルへ。 「今日はワンマンツアー最終日、来てくれてありがとう!」と、気持ちを投げかけた。 中盤、心情たかぶったMCから「恋愛って、人によって受け取り方の違いってあると思っていて。でも、別れてから“あれって愛されていたんだな”って気がつくことってあるし。その人の愛に気が付けたときに、自分の愛の幅が広がって、次の人を愛せるようになるのかなって。ひとつの愛のカタチとして曲を書きました」。 そして、歌われたのは心に染み渡るフォーキーな「糸しいひと」。 さらに「新曲を持ってきたんですけど、熱くなれますか? 熱くなりすぎて燃えないように!」と、ラテンビートがエモイ「火の用心」をプレイ。会場の熱狂を、これでもかと煽っていく。 「ライブ、お代わりしたくなったら、11月,12月に、全国10ヶ所『Acoustic Tour「ナラタージュ F/」』で回るので楽しみにしておいてください!」とインフォメーション。 そしてさらなる新曲「リーズナブルな彼女」を披露。フロアを熱狂へと導いていく。ラストはキラーチューン「味噌汁とバター」で笑顔いっぱいに「気分は最高!!!」と、全15曲を駆け抜けていった。 シンガーソングライター、汐れいらの躍進。名阪東ワンマンツアーを成功させ、さらなる飛躍を、ぜひ楽しみにしてほしい。 【セットリスト】 M1 ビーボーイ M2 さよならCITY M3 グレーハートハッカー M4 備忘ロック M5 Darling you M6 うぶ M7 笑ってベイビー M8 糸しいひと M9 センチメンタル・キス M10 moviNG on M11 火の用心 M12 リーズナブルな彼女 M13 踊り場のサーカスナイト M14 タイトロープ M15 味噌汁とバター PHOTO BY sotaro goto ツアー情報 『汐れいら Acoustic Tour ナラタージュ F/』 11/02(土)北海道・musica hall cafe 11/04(月・祝)宮城・カフェモーツァルトアトリエ 11/15(金)神奈川・横浜THUMBS UP 11/22(金)広島・広島Live Juke 11/23(土)岡山・岡山城下公会堂 11/30(土)愛知・Live & Lounge Vio 12/12(木)京都・京都磔磔 12/14(土)福岡・福岡ROOMS 12/15(日)熊本・熊本ぺいあのPLUS 12/18(水)東京・duo MUSIC EXCHANGE
THE FIRST TIMES編集部