あまりに不遇…。日本代表に縁がなさすぎる選手(4)28歳でデビューも…。W杯前に起きた悲劇
日本代表は、日本で最高のサッカー選手たちが集まる舞台であることは言うまでもない。しかし、代表監督の戦術や好み、選手本人の負傷など、さまざまな理由から呼ばれなかったトップ選手も数多くいる。今回は、Jリーグで見事な活躍をしながらも、日本代表とは縁遠かった選手をピックアップして紹介する。
DF:田中誠 生年月日:1975年8月8日 日本代表通算成績:32試合0得点 ジュビロ磐田で長く活躍し、キャリアの終盤にはアビスパ福岡でもプレーした田中誠は、日本屈指のDFだった。日本代表32試合出場という立派な数字を残しているが、一番大事なワールドカップ出場を逃している。 判断が的確でクレバーな田中は、プロ1年目の1994シーズンからJリーグに出場して評価を高め、1996年のアトランタ五輪ではU-23日本代表のレギュラーだった。その後はJリーグで活躍を続け、1998年と2002年はJリーグベストイレブンに選出されている。その活躍が評価され、28歳だった2004年にジーコ監督のもとでA代表デビューを飾った。 それ以降はコンスタントに起用され、主力組として扱われていた。2006年のドイツワールドカップの舞台に立つはずだったが、大会直前の合宿で左ももの筋肉を痛めて離脱となり、大舞台を目の前にして日本に帰国した。
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