国家公安委員長「法改正含め検討」 悪質ホスト問題で歌舞伎町視察
多額の「売掛金」(ツケ払い)を抱えた客に売春させるなど、悪質なホストクラブが社会問題となっていることを受け、松村祥史国家公安委員長は26日、ホストクラブが集中する新宿・歌舞伎町を視察した。 視察後、松村委員長は「いま一歩踏み込んだ対策が必要。風営法改正も含め検討するよう警察を指導する」と語った。 警察庁によると、ホストクラブは全国に約1000店、うち約300店が歌舞伎町にあるとみられている。松村委員長は同日、警視庁新宿署長らの説明を受けながら、ホストクラブ街や売春目的の客待ちが増加する大久保公園周辺などを歩いた。