ミランFWジルー、今夏退団で新天地はMLS強豪ロサンゼルスFCに…2025年末までの契約締結に迫る
ロサンゼルスFCがオリヴィエ・ジルーと契約を結ぶことになりそうだ。 これまでのキャリアの中でアーセナルやチェルシーでプレーしたジルーは、2021年にミランに加入。1年目からセリエA優勝を成し遂げ、昨シーズンにはチャンピオンズリーグ準決勝進出に貢献した。 今年9月には38歳になるジルーだが、今シーズンもチームの主力センターフォワードとしてここまで42試合に出場して15ゴール9アシストを記録。フランス代表としては131キャップ、歴代最多となる57ゴールを記録しており、今夏のEURO2024でもその活躍が期待されている。 そんなジルーだが、今夏の去就には注目が集まっている。今シーズン終了後に満了を迎えるミランとの契約を延長せず、新天地をアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)に求めるのではないかと頻繁に報じられてきた。 そして23日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は自身の『X』で「オリヴィエ・ジルーはLAFCの選手としての契約にサインし、3月に口頭合意に至った後、MLSでの新たな挑戦への準備をしている」と伝え、詳細を続けた。 「2025年12月までの契約が今後数時間以内に完了する予定だ。ジルーはフリーエージェントでミランを退団する。Here we go、これは確定した」 なお、2023シーズンで惜しくもMLSカップ準優勝に終わったロサンゼルスFCでは現在、元フランス代表守護神ウーゴ・ロリスがプレー。2024シーズンは9試合を終えて西カンファレンス7位と難しい戦いを強いられている。