「基本貫く」と広島市長 平和式典のイスラエル招待
広島市の松井一実市長は24日の記者会見で、8月6日の原爆の日に開く平和記念式典について「(多くの人に来てもらうため)招待するという基本を貫けたらと思っている」とし、パレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルを例年通り招待すると述べた。 イスラエルの招待は、ウクライナ侵攻で招待しないロシアやベラルーシと対応が異なるとの指摘が出ており、ダブルスタンダードに見えるとの質問に「あなたの解釈です」と声を荒らげる場面もあった。 松井氏は、2006年の式典以降、紛争地域であるかないかにかかわらず、全ての駐日大使や各国の代表者に招待状を送付していると説明した。