性暴力に飲酒で物損事故… 教職員の処分 過去5年で最多の14人に【長野】
県内の中学校に勤務する教諭など5人が盗撮や飲酒運転などをしたとして懲戒処分となりました。今年度、処分の対象となったのは過去5年間で最も多い14人です。 ■県教育委員会・内堀繁利 教育長 「一部の教員の信頼を失うようなこのような行為は極めて残念であります。被害に遭われた方、及びそのご家族の方、児童・生徒・保護者・県民の皆様に深くお詫び申し上げます」 県教委によりますと、中信地区の高校に勤める20代の講師は去年12月から今年2月にかけて複数回、校内外で生徒に対して性暴力などしたとされます。 県教委の調べに対し、「1対1で悩みを聞いているうちに好意を持ってしまった」などと述べているということです。 今回発表された免職の4人のうち2人は起訴されています。 上田市の小学校教諭(55)は去年12月、コンビニ店を4店舗めぐり、車内で飲酒して物損事故を起こしたとされ、酒気帯び運転の罪に問われています。 中信地区の中学校教諭(41)は去年5月、中信地方の施設内で着替え中の18歳未満の女性を盗撮したとされています。 ■県教育委員会・内堀繁利 教育長 「コロナ禍を経て、コミュニケーションとか人間関係が薄れてしまっている部分が学校現場にもあるのかなというふうに思っています。早急な対応が求められているというふうに考えているところです」 今年度は過去5年で最も多い14人の懲戒処分があり、うち6人が免職となっています。