芦北町「えび庵」来客10万人 八代海の新鮮な魚介が魅力
芦北町が2017年4月に開業した計石の「芦北うたせ直売食堂 えび庵」の来客者が24日、10万人を突破した。アシアカエビをはじめとする八代海の新鮮な魚介を味わえる店として熊本県内外に多くのファンがいる。 10万人目は常連客の甲佐町の夫婦。記念品として芦北産のマガキとアサリ、町オリジナル焼酎、刺し身しょうゆを受け取り、「おいしいエビときれいな海にほれ込んで6年前から通っている。酒が進みそうですね」と笑顔を見せた。 地元水産物の魅力発信と漁業振興を目的とした店舗は、うたせ漁の漁師らが運営に当たる。夕方からのうたせ漁と二足のわらじの遠山菊江代表(58)は、「10万人まであっという間だった。地元はもちろん、県外からもたくさん来てもらっている。引き続き、愛される店を目指したい」と話した。(伊藤恩希)